回胴祭の大会記事、対戦編は今回で終わりです
どうも、閏 冬月です
こういう記事書く時って毎度毎度4000文字ぐらいかかってます
しかもテンプレとかプロットを作ってるわけじゃないし、考察のメモをどこかに残してるわけでもないってな感じで大会ごとに考察方法も変わってます。気が向いた時にでもぜひ見ていってください。見比べるまでもないぐらいに違ってますから
まあ長くなっても仕方がないので、早速考察パートに入っていきましょう
パートナーズ考察
今回の対戦相手はゆずさん。普段は悪統一を行われているということを聞いてはいますが、冬月主催大会では悪統一を使っていることはありません
私はどちらかというと、アーマーガアとかブラッキーの印象が強いイメージがありますね
そんなゆずさんとは何度も大会でご一緒しているにも関わらず、今回が初対戦。どんなバトルになるのか予想がつきません
というわけでパートナーズどーん
うーむ、よく分からん
私はやることが読めないPTをよく嫌っています。自分がそういうの好きなくせに他人に使われるのは嫌いというなんとも良い性格を持っています
私自身はそういう読めないパートナーズっていうのは総じて優勝するポテンシャルを持っていると思っています。なので、基本的に私は全員のパートナーズが優勝する可能性があると思っていました
あ、そこ嬉しそうに立ち上がらない
そう、そこのパモ太郎
あんたのせいで苦しんでる人が2人いるんだよ
ただ読めないパートナーズっていうのにも種類があります
積みやサイクル、耐久、対面など取れる選択肢が多すぎて読めないというものと、パートナーズのパワーが低いが故に奇襲性を高めるしかないパートナーズ
ラプラスさんが言っていました、閏 冬月は優勝候補みたいなパートナーズであると
私は自分のパートナーズを見た際はおそらく前者だと思います
じゃあゆずさんは?
個人的にはその中間で、ウッウとデデンネが奇襲性高めて残りが割と色々できるなと思うところです
なんとも面倒なパートナーズなのです
それじゃあいつも通りの警戒されているポケモンをあげていきましょう
① ゆずさんからの警戒ライン
シャンデラ
→炎ゴースト技の一貫性は今回も健在。ワルビアルでもエナボがきつい
フリージオ
→氷の一貫性が強く、フリドラだけでもきつそう。フロストロトムが一貫を切れるもののシャンデラもきついし別にフリージオに対して強いわけでもない
② ①への回答
シャンデラ
→チョッキだったり瞑想で起点にすることで対処可能。特にランクルスでノーマルテラスとか対処しそうかも
もしくは上からスカーフワルビアル
で叩きに来る可能性
フリージオ
→物理ポケモンなら大体対処可能。本命にワルビアル、次点でチョッキのジュナイパー
というわけでゆずさん視点で警戒されてそうなポケモンとその対策のコーナーでした
前回のラプラスさんのフライゴンと同様に、シャンデラを確実に倒せるようにワルビアルは確定で出てくると考えてもいいかもですね
こんなにもワルビアルが対策の答えになってるんですし
今度はこちらが警戒すべきポケモンたちのコーナーです
① 警戒すべきポケモン
ワルビアル
→悪タイプと地面タイプの一貫性がやばい。シャンデラ対策としてもかなり出てきやすそうだから警戒から外せない
ランクルス
→チョッキでもきついけど要塞型になったら急所以外で勝てる方法があんまり思いつかないのが最近の悩み
② ①への回答
ワルビアル
→威嚇なのか自信過剰なのかで話も変わってくる。
威嚇であればステロ撒きなのでクリアチャームヘラクロスで割と十分だったりする。けど自信過剰の場合は炎テラスの警戒を始めなきゃいけなくなるのが面倒っぽい。全体で削り切るイメージを
ランクルス
→呪い入れたとしてもマジックガードでなんとかされるのは見え見え
だったらこだわりトリックで瞑想や鉄壁を押し付けることで対処は可能っぽい
ふむ、こうなってくるとフロストロトムはあんまりないかなと思います。シャンデラとかリザに弱いですしね
選出予想は
先発 ウッウorワルビアル
後続 先発ウッウの場合ワルビ確定
ジュナorランクルス(ランクルスの方が比重重め)
大穴 デデンネ
デデンネはまあ麻痺を入れるためだけに入れるとかはあるかな……?って感じのところです
こんな感じのところを意識しながら選出するポケモンたちを作っていきましょうか
ポケモン紹介
先発
フリージオ@ジャポのみ 悪テラス 臆病H28B76C244D4S156
個人的に警戒の対象でもあるウッウに対しても強めに出られるジャポのみフリージオ
ジャポは初手ウッウの襷やジュナイパー、ワルビアルの耐久を削ってフリドラ2発圏内に押し込む目的が主です
絶対零度は要塞型ランクルスへのお祈り。礫はミリ残しのスカーフ相手に撃っていくつもりです
調整は最速ワルビアル抜き、リフレク込みワルビアルの岩雪崩確定3発、ステロ込み意地ジュナイパーの影縫い確定耐え調整
後続
シャンデラ@こだわりスカーフ 悪テラス 控えめH44B108C252D4S100
通りがいいなら出さないわけがありません
色々考えた結果、スカーフで落ち着きました。トリックでランクルスの行動を阻害し、シャドボ大文字で削れた相手を刈り取る動きが主な役割です
基本的には無効化されないエナボか大文字を押していきたい所存
悪テラスはランクルスを嵌めるためだけのテラスです
調整はスカーフ後デデンネ抜き調整、Cぶっぱ
その他あんまり覚えてないです
リザードン@厚底ブーツ 地面テラス 陽気H60A252S196
地震 噛み砕く ニトチャ 吠える
調整は最速ワルビアル抜きAぶっぱ残りHとかいうなにも考えてない調整です。先に言っておきますが
今回も炎テラスだと面倒なので採用です
多分目を引くのが吠える。これは鉄壁瞑想を一回でも流すためのものです。それでリザ対面詰まなくなったらそれでよし、ラス1対面になったアシパ1ウェポン要塞でもシャンデラで詰ませられるのでそれでよし
結構色んな方向に飛ばしていける技になってると思います
竜舞や剣舞がないのは詰みの瞬間がないように思ってるからです。あと技スペが…
というかダブルウイング覚えないのねあなた……
こんな感じの3体で今回は戦っていきます
対戦当日
最後まで選出パートはカットです
初手対面はゆずさんがウッウ、こちらがフリージオ
これは圧倒的出し勝ちだと言っていいでしょう
悲報、冬月チキる
実はここ、一個決めていた動きがありました
氷の礫でピカチュウミサイル圏内に入れないようにするという動きが頭にありました。あったんです
けど、襷以外だったら嫌だということで氷の礫を打たずにフリーズドライを売ってしまいました
もちろん余裕で襷圏内、波乗りでピカチュウを調達されています
裏のことを考えると、フリージオには麻痺を入れたくない。どうにかしてプレイングで挽回していきましょう
ウッウの技構成といえば波乗りエアスラアクジェ@1
だったら、次のターンで麻痺を入れずに落とせないかなと画策してみます
2.フリージオリフレクター、ウッウはがむしゃらでジャポのみを発動させてダウン
よっしゃあ! フリージオに麻痺を入れずにウッウ突破ぁ!
向こうからだったら絶対に読めないアイテム、ジャポのみがこの場面だったら刺さると思ってました! マジでジャポのみを選んで正解だった!
今回はアクジェ読みでリフレクを押しましたけど、結果はがむしゃらで結構削られました。その点だけは予想外
それでも一撃を後ろに入れてからポケモンを出せるのは結構でかいです
ゆずさんが次に繰り出したのは威嚇のワルビアル
今回のフリージオは最速ワルビアル抜き調整です、抜かれたらそれはそれで考えられますし抜かれなかったらほぼ詰めの作業に入れます
3.フリージオフリーズドライ、ワルビアルのはたき落とすでフリージオダウン
ワルビアルを黄色ゲージまで押し込んだあと、命の玉ダメージで残り3割もないぐらい
最後までフリージオは大活躍をしてくれました。この活躍を無駄にしないよう詰めていきましょう
残りのダメージ的にもリザードンでワルビアル程度なら押し切ることもできるでしょう
というわけで私の死に出しは当然リザードン
4.ワルビアルからランクルスバック、リザードンニトロチャージ
スカーフロトム警戒のためのニトチャでしたがそこまでは必要なかったご様子
だったら地震が正解だったかなあ
さて、ここが一番の正念場
ここまで私の想定通りに動いてきた盤面が一気にひっくり返されるかもしれない最後の1ターンになると考えても良いでしょう
ここで鉄壁を積まれた時はシャンデラバックor吠えるが正解。それだったらあとはワルビを処理して最後詰めていくだけ
ただここで殴られた時が吠える択で一番怖いところ
ただ要塞型に隙を見せたくないのも本音
それだったら、最後に私が信じるのは私自身が選ぶ択ではなく、ゆずさんがこれまでに積み上げてきたメタゲームやポケモン対戦での経験からくるその思考法に──!
よっしゃあ! 択に勝ったあ!
最後に信じたゆずさんの思考法は嘘をつかなかった
試合をしたことがないけれども、これまでに見たことや聞いたことがあったゆずさん像から導き出したのが噛み砕く連打
それが最高の形で当てはまりました
大体4.2割ほど削って、おそらくは次の噛み砕く圏内
サイコショックは耐えたものの、7割以上も持って行かれています。おそらくはメガネでしょう
雷打たれてたらやばかった……。負け筋消すなら地面テラス切るべきだったかもしれねえ……
最後は威嚇が入っていたとしても関係ないニトチャで落としてゲームセット
私の勝利です!
あとがたり
よっしゃあ!勝った!
反省点めっちゃあるけど結構上手くいった部類でしょこれ!
ってことでテンション上がってました
そのテンションのままゆずさんと感想戦へ
ゆずさんから聞いた話では、ワルビアルが個体間違いだったそうで本来であれば自信過剰の炎テラス個体だったそうです
しかし、こちらのリザードンは地面テラスの地震持ち個体。テラスを切るか切らないかぐらいしか多分変わらなかったことでしょう
ただ、感想戦をしているときに今回持ってこられたら最悪だったワルビアルが思い浮かんできてました
それがスケイルショット自信過剰ワルビアル
ダメージ計算したところ、自信過剰で積んだあとではたき落とすは確定1発。岩石封じを打ってきていたら地面テラスして勝ちでいいのですが、はたき落とすをやられた時点で負け確定なのです
これを思いつかなかったゆずさんに感謝ではありますが、考察時点で頭に過らなかった私自身に反省が必要です
本当に持ってこられてたら負けてましたね……
ちなみに、今回の勝負を分けたと思ってるのがランクルスの型読みで用いた人読みの行動
考察時点で人読みを入れ込んだ相手への動きっていうのは私自身はかなり入れる側の人間です。ただ、今回みたいなプレイングの最後の一押しで人読みを入れ込んだのは初めてです
新たなメタゲームの境地に踏み入れた感覚ですよ。またやれって言われたら多分できないものです。なんか覚醒してたんでしょう今回
というわけで、ゆずさん、対戦ありがとうございました!
回胴祭の閏 冬月の戦績を見返してみましょうか
4勝0敗
つまり、これって………
主催、自演優勝!
というわけで回胴祭を自演優勝することになりました
マジで?っていうのが私の感想ではあるんですよ。主催が自分で優勝すると、優勝は自分でした!おめでとうございます!っていうの割と気恥ずかしいもんなんですよ。しかも主催した大会で対戦参加者としても戦った大会で優勝するのこれで3大会目とかいう実績があるのもそれを加速させるわけです
けど、そんなん関係なくめっちゃ嬉しいのが本心です
嬉しくて、普段はあんまり書かなくて慣れていないメタゲーム大会の対戦記事を書くぐらいには
しばらくぶりの優勝、8世代で出来なかった個人での優勝
やっと手が届きました。それだけでちょっと感無量です
ここでは対戦参加者としての礼です
対戦してくださった、むらびとさん、アザレアさん、ラプラスさん、ゆずさん。対戦ありがとうございました!
そして参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!
さて、話したいことはいろいろあるのですがここで切り上げます
つぎが私が挙げる回胴祭の記事は最後になります。その時に話したいことはいろいろ詰め込もうかなと思ってます
というわけで、回胴祭 閏 冬月視点の対戦記事はこれにて終わりです!
次回、回胴祭主催視点を含めた、回胴祭総括記事の予定です!
それでは。